クールベと海―フランス近代 自然へのまなざし
19世紀フランスで、美術の概念を大きく変えたギュスターヴ・クールベ(1819−1877)は、現実を理想化して表現するそれまでの絵画を否定し、目の前の世界を「あるがまま」に描いたレアリスム(写実主義)の画家として知られている。
クールベの海の絵画を中心として、故郷を描いた風景画や狩猟画、またモネやミレーなど他の画家たちが描いた海を含む65点を展観し、海、そして自然へのまなざしが大きく変わる時代にこの近代絵画の革新者がどのように自然と対峙したかを探る
●記念講演会「今 クールベを『読む』」
【日時】2021年1月9日(土)14:00-15:30
【講師】稲賀繁美(国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授)
【定員】60名 ※先着順・聴講無料
●学芸員によるギャラリートーク
【日時】12月20日(日)、2021年1月24日(日)、2月13日(土)14:00-
※要特別展観覧券 |