第27回企画展 海底に眠る軍艦―「大和」と「武蔵」―
日本遺産「呉鎮守府」開庁130周年記念事業
近年、潜水調査の進展により、日本海軍艦艇について、新たな発見が報告されています。平成28年(2016)年には呉市が戦艦「大和」潜水調査を実施、その前年には民間調査によって大和型戦艦「武蔵」を発見、同28(2016)年には「大和」とともに沖縄戦に向かった第二艦隊駆逐艦「磯風」が発見されました。こうした日本海軍艦艇は太平洋戦争中に沈没、また戦後に処分され、海底に沈んでいます。
本企画展では、太平洋戦争の経過を概観しつつ、近年の潜水調査により撮影された動画や静止画によって、海底に遺された日本海軍艦艇の現状を紹介します。あわせて、平成28(2016)年に寄贈された戦艦「大和」引揚品も初公開します。 |