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頼山陽史跡資料館 特別展『現代刀の味わい』

掲載日:2016年7月15日
 頼山陽史跡資料館(広島市中区)では7月16日(土)から、広島県在住で、新作名刀展(日本美術刀剣保存協会主催)において日本一に2度輝いた三上貞直(みかみ・さだなお)刀匠や、久保善博(くぼ・よしひろ)刀匠を始めとする現代刀匠による名刀の数々を展示し、古刀にはない現代刀の魅力その「技と心」に迫るとともに、現代刀の味わいを探ります。

 今回の展示の見どころは、見事な刀身彫刻と刀装具です。刀身だけでなく、刀剣の美をさらに際立たせる様々な刀身彫刻、鍔(つば)や鞘(さや)などの拵え(こしらえ)も総合芸術である刀剣の大きな見どころです。様々な伝統的な工芸技術の精緻な仕事ぶりを、ぜひ御覧ください。

■特別展「現代刀の味わい」
展示内容:拵えを含む現代刀・鍔など20数点
会期:平成28年7月16日(土)〜8月28日(日)
会場:頼山陽史跡資料館 展示室(広島市中区袋町5-15)
時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館)
入館料金:一般300円(240円)、65歳以上240円、小・中・高生150円(120円)
※( )内は、15人以上の団体料金
問合せ:頼山陽史跡資料館 082-298-5051

■関連行事
(1)刀剣観賞会
日時:7月30日(土)10時〜
会場:頼山陽史跡資料館(予定)
※事前申し込みが必要です。資料館まで御連絡ください。

(2)展示解説会
日時:7月30日(土)・8月20日(土)13時30分〜
会場:頼山陽史跡資料館
講師:出品刀匠・職方・当館学芸員
参加費:展示の観覧には特別展の入館料が必要です

チラシ


脇差 三上貞直作 銘 安藝国三上貞直彫同作


脇差 久保善博作 銘 善博