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「我龍が叩き 宮乃木が舞う〜ふるさと芸能 早春の共演〜」

掲載日:2018年2月1日
 広島県民文化センターふくやま(福山市)では、地域文化の発掘・継承を目指して、2016年度から自主事業「備後の伝統芸能と広島神楽の共演」を開催しています。4回目となる今回は、「我龍が叩き 宮乃木が舞う〜ふるさと芸能 早春の共演〜」と題して、「太鼓ユニット我龍」と「宮乃木神楽団」の共演による舞台をお届けします。

 若手3人で編成される「太鼓ユニット我龍」は、日本の伝統楽器である和太鼓と欧米で生まれたドラムを融合し、これまでの音楽ジャンルにとらわれない新しい音楽の創造を目的として、2005年6月に府中市で結成。地元地域に伝わる伝統芸能や日本の風土、自然から得たインスピレーションをドラムのビートと和太鼓の響きで表現します。東京ドームでの公演をはじめ、台湾、シンガポールツアーなど、日本からアジア、世界へと活動の幅を広げています。

 一方、「宮乃木神楽団」は、1998年1月、広島市安佐北区安佐町の野原八幡神社を御祭神として設立。石見神楽の一系統である阿須那系神楽を中心に、先人たちの築き上げた心意気や神楽とは何か?の神髄を追求しています。芸を磨き、見る人の心に残る神楽を演じ、「また観に来たい」と思ってもらえるよう日々精進しています。

 この二つの団体は、2016年9月に広島県民文化センターふくやまで開催した「備後の伝統芸能と広島神楽の共演」で共演。「一つの曲を我龍が演奏し、それに合わせて宮乃木が舞う、本当の意味でのコラボレーションをしたい」との思いが一致し、この度の共演が実現しました。広島県民文化センターふくやまの丸田清文館長は「ドラムを交えた太鼓ユニットと伝統の神楽の舞いという、以て非なる文化の形式が合体するという試みは、恐らくこれが初めてでは・・」と言われています。
 
 演目は、まず宮乃木神楽団による神楽の古典演目「大和武尊(やまとたける)」をアレンジした「走り水(はしりみず)」、続いて、太鼓ユニット我龍による「創作太鼓曲メドレー」。最後は、この共演だけのために我龍の竹内孝志氏が制作した楽曲に合わせ宮乃木神楽団が舞う「八岐大蛇(やまたのおろち)」。コラボレーションだけでなく、それぞれのステージもお楽しみいただける内容となっています。

 ドラムのビートにのせた迫力ある和太鼓の響きと神楽の舞いのコラボレーション、新境地に挑む舞台を堪能していただく絶好の機会です。皆様のお越しを心からお待ちしております。

「我龍が叩き 宮乃木が舞う〜ふるさと芸能 早春の共演〜」
【開催日】2018年2月11日(日)14:00-17:00
【開催場所】広島県民文化センターふくやま(福山市東桜町1番21号)
【料金】全席自由 一般2500円 高校生以下800円 ※当日は500円増
※5名様以上団体割引(前売りのみ)一般2000円 高校生以下500円
【出演】太鼓ユニット我龍 宮乃木神楽団
【演目】
1.宮乃木神楽団「走り水」
2.太鼓ユニット我龍「創作太鼓曲メドレー」
3.コラボレーション「八岐大蛇」
 太鼓:太鼓ユニット我龍 舞い:宮乃木神楽団
【お問い合わせ】広島県民文化センターふくやま084-921-9200




太鼓ユニット我龍


宮乃木神楽団