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水野勝成入封400年 広島県立歴史博物館開館30周年記念 「戦国の争乱から太平の世へ―戦国時代から江戸時代初期の芸備―

掲載日:2019年10月15日
 令和元年(2019)は、神辺に水野勝成が入封して400年に当たります。
 水野氏入封前のおよそ100年間、16世紀前半から17世紀前半は、中世から近世に向け日本列島に激しい変革の嵐が吹き荒れた時代です。
 現在の広島県を構成する安芸・備後では、はじめ、周防の大内氏・出雲の尼子氏などの大勢力と、それらに囲まれた毛利氏などの在地領主が、争乱を繰り返し離合集散をしながら、懸命に自家の存続を図ろうとしていました。その後、各地域における有力な戦国大名の成立と周辺地域の統一、織豊政権の誕生、関ヶ原合戦と徳川幕府の成立を経て、およそ300年続く江戸時代が始まります。
 今回の展示は、福山に水野勝成が入封して400年になるのを記念して、この激動の100年を、同時代の古文書と考古資料を中心に紹介するものです。
(ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)主任学芸員 尾崎光伸)

「戦国の争乱から太平の世へ―戦国時代から江戸時代初期の芸備―」 令和元年度秋の企画展 水野勝成入封400年 広島県立歴史博物館開館30周年記念
【会期】令和元年10月10日(木)〜12月1日(日)
前期 10月10日〜11月4日、後期 11月6日〜12月1日
※一部資料の入替えあり
【会場】ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)(福山市西町二丁目4-1)
【開館時間】9:00〜17:00(ただし、入館は16:30まで)
【休館日】10月14日(体育の日)及び11月4日(振替休日)を除く月曜日、10月15日(火)並びに11月5日(火)
【入館料】一般800円(640円) 高・大学生520円(410円) 小・中学生350円(280円)
※( )は前売券と20名以上の団体
※文化の日(11月3日)は無料
※ひろしま教育ウィーク(11月1日〜7日)は小・中・高生は無料
【問い合わせ先】ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)084-931-2513

■関連行事はこちら→】「戦国の争乱から太平の世へ―戦国時代から江戸時代初期の芸備―」関連行事

展示ポスター


伝神辺城城中品〔17世紀前半の中国産陶磁器〕(個人蔵・当館寄託)


足利義昭胴肩衣(福山・常國寺蔵)