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みよし風土記の丘ミュージアム『ナゾときミュージアム!むかしむかしのマツガサコ』

掲載日:2021年6月15日
 むかし・むかしの大昔、現在の三次市東酒屋町あたりの「マツガサコ※」の丘では、3万年以上にわたって人々が暮らしていました。こうしたマツガサコの歴史を、それぞれの時代を見守ってきた妖精たちがご案内します。工業団地に姿を変えた現在のマツガサコにも、この妖精たちがまだいるかもしれませんね。

※中国自動車道建設に伴い、原始から古代まで一万年の遺跡物が発見された三次工業団地内の「松ケ迫遺跡古墳群」の地域の名称

【展示内容】
1 3万年前 石の妖精ヤリー
 マツガサコでは広島県で最も古い頃から石の道具が使われていました。ヤリーが手にする石の道具は、何に使われていたのでしょうか?
2 7000年前 土の妖精ドキー
 マツガサコでは動物が歩く道に落とし穴を作り狩りをしていました。そしてドキーが入っているうつわも作られました。このうつわは何でできているのでしょうか?
3 1800年前 イネの妖精イナホ
 マツガサコでは王様が大きな墓を作っていました。イナホが手にしているのは、王様の力を支えていた作物です。何でしょうか?
4 1400年前 鉄の妖精カタナ
 マツガサコは鉄・土のうつわ・アクセサリーが作られる古代の工業団地でした。カタナが手にしているのは、何という道具でしょうか?

 展示室では、こんな問題の答えをさがしながら、タイムトラベルしていただきます。(みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)学芸課長 西村直城)

みよし風土記ミュージアム『ナゾときミュージアム!むかしむかしのマツガサコ』令和3年度 夏の展示会
【会場】みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)(三次市小田幸町122)
【会期】7月8日(木)〜9月5日(日)
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休館】月曜日(8月9日を除く)、8月10日
【料金】一般200(160)円、大学生150(120)円、高校生以下・65歳以上無料
※( )は20名以上の団体料金
【問合せ先】みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)

■関連行事はこちら→『ナゾときミュージアム!むかしむかしのマツガサコ』関連行事

左から、鉄の妖精カタナ、石の妖精ヤリー、土の妖精ドキー、イネの妖精イナホ