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文化団体リレーレポート
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グンジョーブタイ

掲載日:2018年10月2日
 グンジョーブタイは、演劇を始め、映画、テレビ、CM、ライターなどでも活動する広島の役者で構成された劇団です。主宰である深海哲哉が2013年に創設し、劇団員は12名、20代の男女が中心に活動しています。東京、神奈川、大阪、静岡、瀬戸内国際芸術祭などの上演された作品にも出演。2014年のフラワーフェスティバルでは初となる演劇パフォーマンスを行いました。

◇コンセプト
 コンセプトは「日常と、非日常の曖昧さ」。非日常的な出来事や空間、物語を、日常の延長線上に置いて表現しています。本公演では「まだ広島で上演されたことのない優れた戯曲」を扱います。多くの人に新しい発見と演劇の面白さを届けたい、と考えています。

◇目標
 広島の演劇活性化を目標として「公演ごとにお客さんを増やす・うち1割以上は新規の観客」と具体的数値を設定。広島市青少年センターの地下で行った旗揚げ公演から、目標を達成し続けています。

◇出演歴
 劇団員たちは、著名な劇作家・演出家である土田英生氏・蓬莱竜太氏などが作・演出する作品に出演。広島の他劇団との繋がりも深くあります。第4回はつかいち朗読劇コンクールでは優秀賞を受賞。
 その他「孤狼の血」「エルネスト」「こいのわ婚活クルージング」「モヒカン故郷に帰る」「鯉のはなシアター」「流星ワゴン」「孤独のグルメ 瀬戸内出張編」「舞え!KAGURA姫」など広島を舞台にした映画やテレビにも多く出演しています。

 第4回グンジョーブタイ本公演では、「散歩する侵略者」を上演します。不安定な国際情勢と、それとは別に身近に起こりつつある日常の様々な変化。この作品に登場する人物を通して、自分たちを取り巻く幸せについて考えるきっかけなってもらえれば幸いです。

第4回グンジョーブタイ本公演
「散歩する侵略者」

作:前川知大/演出:深海哲哉
〜あらすじ〜
 日本海に面した小さな港町。加瀬真治は三日間の行方不明の後、人格が変わって発見された。それまでの結婚生活が上手くいってなかった真治の妻・鳴海は、途方にくれつつも、別人のような真治の世話に密かな充実感を得る。
 同じ時期、田舎町に似合わない凄惨な事件が起きていた。更に同時期、町に奇病が流行り出す。小さな町の空気は静かにかげり始めていた。
いつの間にか当たり前になっているもの、変わっていくものをふと感じながら、とても身近な人の大切さを問う、近い未来に起こるかもしれない物語。

【日時】
10月26日(金)19:00
10月27日(土)14:00/19:00
10月28日(日)11:00/15:00
※開場は30分前
※上演時間は約100分を予定(変更する可能性があります)
【場所】
JMSアステールプラザ多目的スタジオ
【入場料】
前売り2500円(当日3000円)
※学割…1000円引き
※ペア割…同回を2枚セットで購入すると1枚300円引き(学割併用不可)
【チケット取扱】
JMSアステールプラザ情報交流ラウンジ、劇団HP
劇団HP→https://www.gunjyobutai.com/