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男声合唱団コール・フロイデ

掲載日:2021年3月1日
 福山市内で唯一の男声合唱団である「男声合唱団コール・フロイデ」は、昨年(2020年)創立35周年を迎えました。年齢、職業に関係なく「音楽が好き」の一点で集う30〜90歳代が、団内指揮者の指導を受け、男声ならではの迫力あるハーモニーに磨きをかけています。

 活動としては、年に1回開く定期演奏会のほか、「福山ばら祭」「ふくやまコーラスフェスティバル」「神辺音楽祭」や福山東教会での「イースターコンサート」など様々な場で歌声を披露しています。
 その他、ヘルシンキ男声合唱団福山公演での賛助出演、中国二期会主催オペレッタ「こうもり」「けんみん文化祭ひろしま」「ばらのまち福山国際音楽祭」への出演、他団体とのジョイントコンサートや交歓演奏会、また各種施設を訪問しての出前演奏会など幅広く活動しています。

 男声合唱はトップテナー・セカンドテナー・バリトン・バスの4パートに分かれています。
 新しい曲を始める時は、楽譜とパート音源・参考音源が配付されるので、ピアノで自ら音取りをしなくても、旋律や曲のイメージが浮かんできます。練習日には伴奏ピアニストが各パートごとに弾いてくれています。
 こうして、指揮者の解説や曲の背景を聞きながら曲を理解し、パート練習と全体アンサンブル練習を交互に繰り返すうち、歌に深みが増し徐々に上達していきます。そして、回数を重ね素晴らしいハーモニーが奏でられた時は、本当に快感です。

 毎週、腹から声を出すことで健康増進にもなっています。最高齢の団員(91歳)は、「歳をとってリズムが怪しくなってきたが、みんながカバーしてくれる。4つのパートで歌声を合わせ、楽曲を完成させるのが合唱の魅力です。」と意欲的に参加しています。
 またある団員は「14年前に訪れた演奏会で、<おじさんたち>がとても楽しそうに歌う姿に興味を持って入団した。当初は全く声も出ず、音程もとれなかった。それでも一から発声法を学び、今では声を響かせることができるようになった。」と言っています。

 3月27日(土)には、リーデンローズ大ホールで創立35周年記念・第17回定期演奏会を開催の予定です。同じく福山で活動されている「レディースコーラス虹」(過去文化団体リレーレポート記事)にも賛助出演していただきます。
 曲目は「22才の別れ」や「五番街のマリーへ」といったフォークの名曲で構成する「暗くて泣きたくなる男声合唱集『神田川』」、「REQUIEM」(レクイエム)、男声合唱組曲「柳河風俗詩」、「レディースコーラス虹」による「合唱でオペラ・アリア」などです。

 なお、男声合唱団コール・フロイデでは、随時団員を募集しております。楽しく歌いたい方や、初心者大歓迎です。私たちと一緒に奥深い男声合唱の美しいハーモニーを楽しみましょう!
 まずは、ご連絡をください。

男声合唱団コール・フロイデ 創立35周年記念・第17回定期演奏会
【日時】令和3年3月27日(土)14:00-16:00
【場所】リーデンローズ大ホール(福山市松浜町2丁目1-10)
【料金】自由席1000円
【問い合わせ】
男声合唱団コール・フロイデ(井上昌彦)090-7541-5996

男声合唱団 コール・フロイデ

創立30周年記念・第14回定期演奏会(2015年リーデンローズ)


第16回定期演奏会(2018年 福山市神辺文化会館)


第16回定期演奏会(2018年 福山市神辺文化会館ロビーコール)