 PFFアワード･セレクション「僕らの未来」「PICARO」
「僕らの未来」
■監督／飯塚花笑 2011審査員特別賞、観客賞（京都）
■75分 カラー
性同一性障害に悩む高校生の優は、毎日着なくてはならない女子制服や周囲からの心ない発言、第二次性徴期を迎えた自分の身体に感じる違和感に、人知れず苦しむ。一方、自宅では両親が離婚を決め、父が家を出て行くことになった…。初めて人生の選択に直面し、揺れ動く10代の心情を丁寧に描く。
「PICARO」
■監督／野上鉄晃 2011観客賞（福岡）
■43分 カラー
故郷を捨て、九州でローカル誌のカメラマンとして生計を立てる将士の元に、児童養護施設で暮らしていた妹・明花が退所してくる。幼い頃、虐待から兄を守ろうとして、父親を殺してしまった明花。妹の幸せだけを目的に生きてきた将士と成長した明花の、長く待ちわびた家族としての生活が始まる。 |
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