福山城博物館冬季企画展 生誕300年記念 福山藩阿部家三代藩主 阿部正右−名門阿部家の礎−
2025年は福山藩阿部家3代正右(まさすけ)が生誕して300年にあたる年です。大坂城代を務めた正福(まさよし)次男として享保9年(1725年)、江戸に生まれた正右は、福山藩阿部家のその後の在り方を決定付けた人物といえます。
宝暦2年(1752年)に奏者番、その4年後には寺社奉行、そして明和2年(1765年)には福山藩阿部家としては初の老中に就任します。ここから阿部家は歴代老中を輩出し、幕末の老中首座である正弘につながるのですが、正右はその礎を築きました。
この度の展覧会では、父である正福唐子である正倫までを含め、幕政における正右の活躍を紹介します。 |