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「福山ブランド 自慢したくなる、福山生まれ。」

掲載日:2020年6月15日
 福山ブランドは、「まちづくり、ものづくりのまち・福山」で生み出された今までにはない発想やそれを実現するために技術と情熱を注ぎ込んでいるもの、伝統や歴史に満足することなく、時代やニーズにマッチするよう進化し続けるクリエイティブ精神溢れるものを各界の専門家たちが審査、認定・登録してPRする制度です。対象は福山市内で生み出された商品やまちづくり活動であり、2015年5月に第1回目の認定登録が行われ、現在までに50件が認定・登録を受けてきました。

 これまでのPR等の取り組みについては、カメラ女子が集まる日本最大のコミュニティ・東京カメラガールズが、福山ブランドをめぐる女子旅を通して、福山ブランドを配信しました。
URL:https://www.camera-girls.net/basic_act/fukuyama-2/
 また、まるごとにっぽんや、広島ブランドショップTAU、おりづるタワー等において特設コーナーを設けて福山ブランド試食やPRを実施、テレビ番組の「西村キャンプ場」の他、雑誌TURNSやBRUTUS、Wink等のメディアでの紹介、ふるさと納税の返礼品など各種メディアに取り上げられています。
 
 では、認定・登録されている福山ブランドの一部を部門ごとにご紹介します。

【産品・サービス部門】:福山市内で商品化された産品又は福山市内で提供されているサービス
●神勝寺うどん(神勝寺 禅と庭のミュージアム)
 神勝寺では、臨済宗の僧堂で「雲水」と呼ばれる修行僧が食している形式をそのまま体験することができます。うどんは雲水にとって一番のご馳走で、うどんを食べる時だけは豪快な音を立ててもよいことになっています。神勝寺うどんは、太さが特徴的で、一般的なうどんの2倍ほどの太さとコシがあります。持鉢(じはつ)と雲水箸を使い、禅の庭園の中で食すことで、食事のありがたさを感じながら、静寂と、うどんが誘なう禅ワールドを体験することができます。

【素材・技術部門】:福山市内で生産、製造若しくは加工された素材又は開発された技術
●表装技術(東洋額装株式会社)
 伝統技術で作った紙や織物を使い、継承されてきた伝統的な表装技術を持ったプロが古い掛け軸・屏風などの修復を行っています。1級表装技能士25人、ものづくりマイスター11人など高度な技術者集団で、全国の表具屋として唯一木製額の製造を手掛けています。一点一点の作品に合わせ、仕上げまで手作業で行っており、確かな技術で1つでも多くの「世界に一つしかない作品」を残しています。

【登録活動部門】:福山の地域資源を活用した地域の活性化や地域の課題解決に向けた取組・活動、地域や団体等の特性を生かしたまちづくりの取組・活動、福山の魅力を高めるための取組や活動
●堂々川ホタルと花と砂留と(堂々川ホタル同好会)
 江戸時代につくられた石積みの砂防ダムで、現在も砂留として土石流を防ぐ機能を有しています。『今も生きている砂留』がある堂々川に、自分も癒してもらったから、恩返しがしたい。そんな地域の人々の想いが幾重にも重なります。周辺環境の美化や砂留の保護活動に発展、さらに、砂留の保全・整備に留まらず、より多くの人が集まり、楽しめるようホタルの保護や、日本トップレベルの数の花色が咲く彼岸花の里づくりに繋がっています。

 福山で生み出される、創造性あふれる産品・サービスや素材・技術、取組・活動の数々。
「これがほしかった!」と言われるものを追い続け、今を超えていく力がぎっしりつまった「福山ブランド」のこれからにご期待ください。
(福山市都市ブランド戦略推進協議会事務局:伊藤)

【問い合わせ先】
福山市都市ブランド戦略推進協議会事務局084-928-1135

産品・サービス部門::神勝寺うどん(神勝寺 禅と庭のミュージアム)


素材・技術部門:表装技術(東洋額装株式会社)


登録活動部門:堂々川ホタルと花と砂留と(堂々川ホタル同好会)