令和4年度ひろしま文化功労者表彰を受賞された蔵田秀雄さん（福山市）にお話を伺いました。
◆ひろしま文化功労者表彰の受賞 おめでとうございます。
2017年度福山市より将棋で善行市民賞をいただき、今度は広島県の財団より将棋でひろしま文化功労者表彰をいただき大変うれしく思っています。
長年にわたり将棋普及に尽力したことが認められ、今後の活動に励みになります。本当にありがとうございました。
◆日本将棋連盟福山支部長として将棋の普及にご尽力された中、心に残るエピソードなどがありましたらお聞かせください。
３つの公民館で子ども将棋教室を行っていますが、その中でプロ棋士をめざす子を見つけて自宅教室で指導し、もう少しでプロ棋士になれそうな生徒がいます。大変楽しみです。
◆福山市小学校親善将棋大会を立ち上げ、後進育成にご尽力されておられます。若い世代や子ども達に伝えたいこと、継承していきたいことなどございますか？
将棋は礼に始まり礼に終わり、きちんとした定跡を勉強し正しい将棋をやることが大切です。将棋盤の上には夢があります。冒険があります。そこに自分自身の考えを自由に表現できます。
思考力・創造力・判断力・忍耐力が身につきます。将棋をずっと続けて欲しい。
◆現在取り組んでおられることや今後に向けて、ひと言いただけますか？
棋道師範の資格を取得し、学校や公民館、自宅教室で教えている生徒の中から、一人でもプロ棋士になれる日を楽しみにしています。 |
蔵田秀雄さん
子ども将棋大会の様子
子ども将棋大会の様子
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