ポルトガル映画祭2010―マノエル・ド・オリヴェイラとポルトガル映画の巨匠たち「神曲」
■1991年 141分 カラー
■監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ
■撮影:イワン・コゼルカ
■出演:マリア・デ・メデイロス、ミゲル・ギリェルメ、ルイス・ミゲル・シントラ
「精神を病める人々の家」の表札が掲げられた邸宅で、アダムとイブ、キリスト、ラスコリーニコフ、 ニーチェのアンチ・キリストら歴史的文学作品の登場人物たちが、信仰と理性と愛についての議論を戦わせる。西洋古典の深奥に分け入りながらも「まったく未知なものとして、絶対的な驚き」とともに再び映像として蘇らせるオリヴェイラ芸術の真骨頂。 |