備後国府発掘30周年記念巡回展「備後国府とその時代」
<広島県立歴史民俗資料館会場>
古代の行政単位である国の支配拠点である「国府」。
備後国の国府は、平安時代中期の辞書である『和名類聚抄』に「国府、葦田郡にあり」と記され、現在の府中市域に所在したことが早くから想定されていました。県教育委員会が実施した「備後国府推定地にかかる調査」で備後国府跡の関連遺跡が確認されました。
このたびの展示では、これまでの発掘調査の結果を出土品などの資料で紹介
・「銅印」「奈良三彩小壺」「人形」「鳥を刻んだ鬼瓦」など
【展示構成】
プロローグ 国府とは何か
第1章「備後国府」を探せ
第2章 ここまでわかった「備後国府」
第3章 国を支える機関―郡衙・駅家・寺院
エピローグ
【関連行事】
◆開催記念講演会
演題「備後国府の時代」
日時 3月9日(土)14:00-16:00
講師 土井基司(府中市教育委員会主任)
◆展示解説会
日時 2月24日(日)・3月24日(日)14:00-15:00
◆体験コーナー
「奈良時代の衣装を着てみよう」(会期中随時) |