没後2年 真実のまなざし「新延輝雄展」
この度泉美術館では、広島を代表する洋画家新延輝雄の展覧会を開催いたします。
新延は1922年広島市に生まれ、東京美術学校油画科にて南薫造に師事しました。
卒業後1943年に帰広して以降、生涯を広島で過ごします。
主に日展や日洋会に所属し、日展では評議員、後に参与として全国的に活躍、その存在は会派を越えて、広島の後進作家に大きな影響を与えました。
本展は、2012年6月1日に逝去した画家の没後2年(3回忌)の節目に、70年代の「老女と子犬」シリーズや、新延芸術の真骨頂・ハーフトーン色調で描かれる南仏の風景など、代表作を含む作品45点を展覧し、画家のまなざしをご紹介いたします。 |