蓄音機とSPレコード シリーズ63 素晴らしきラテンアメリカ特集 中南米音楽を中心に
中南米を発祥とするラテン音楽は、まずタンゴやルンバが1920〜30年代に欧米を経由して日本にも到来し、ダンス音楽として広く親しまれました。戦後は進駐軍の影響もあって、マンボ、チャチャチャ、カリプソなど新しいリズムが次々と紹介され、大ブームが巻き起こります。
今回のレコードコンサートは、キューバやメキシコといった中南米の国を中心に、ラテン音楽を紹介します。日本の歌謡界にも大きな影響を与えたラテンの名曲を、SPレコードと蓄音機の音色でお楽しみください。
■選曲&解説/菊波 勇(音楽愛好家) |