ポーランド映画祭2014 戦後ポーランド映画の展望「さよなら、また明日」
■1960年 ポーランド 87分 白黒 監督/ヤヌシュ・モルゲンシュテルン
■出演/ズビグニェフ・ツィブルスキ、ボグミウ・コビェラ、テレサ・トゥシンスカ
「灰とダイヤモンド」で主人公マチェックを鮮烈に演じ、東欧のジェームズ・ディーンと呼ばれたズビグニェフ・ツィブルスキが脚本を書き主演した知られざる傑作。フランス人の若い娘との淡い恋物語がヌーヴェル・ヴァーグ風の軽快なタッチで描かれる。社会主義政権下でありながら、西側の文化が徐々に浸透してきた時代の雰囲気を表現。ロマン・ポランスキーのゲスト出演とクシュシュトフ・コメダの音楽も必見、必聴。 |