ノートジャパンの邦楽ノート2014年度「音の間・こどばの間」第1回宮沢賢治「龍と詩人」
心を揺さぶる“闇の芸術”を読み解く
日本の古典芸能は“間(ま)の芸術”であるといわれます。時計やメトロノームで計測しきれない絶妙な“間合(まあ)い”こそ、日本の美を構成する重要な要素となるのです。今年度の邦楽ノートは、邦楽の“間”と、日本語の“間”をうまくかみ合わせ、能や歌舞伎にも通じる総合的な日本の舞台づくりについてワークショップを交えて読み解いていきます。優れた日本文学の朗読と、日本の音との間合いによって、この小さな舞台空間にどのような世界が生まれるのでしょうか?(邦楽プロデューサー・伊藤多喜子)
[出演]和田啓(打楽器・音楽監修)、丸田美紀(箏)、多和田さち子(朗読) |