平成26年度全国公募 南画精華展
頼山陽や田能村竹田をはじめとする江戸時代の文人たちは「万巻の書を読み万里の路を行く」という中国の文人の生き方に憧れ、世俗を超越した崇高な境地を目指して筆を揮いました。風雅な趣に溢れた彼らの作品は、今なお多くの人々を魅了してやみません。
世俗を超越しようとする南画の伝統的様式美に根ざした作品を公募し、作品を公開することで改めて風雅の精神とは何かを問いかけ、その今日的意義ついて考える問題提起の場としたいとの思いで始めた「南画精華展」も三年目を迎えました。
今年度の公募には、西日本を中心に三十八点の応募作品がありました。
本展では、入賞入選作品を中心に審査員出品作品や参考作品として近代の作品も合わせて御覧いただきます。是非御覧ください。 |