近代美人画 百花繚乱
大正期から昭和初期に、美人画は最も耀きを放ちますが、培広庵コレクションはまさにこの黄金期の優品を集めたものです。美人画といえばまず名前のあがる上村松園、鏑木清方、伊藤深水、竹久夢二らをはじめ、先駆的な役割を果たした渡辺省亭や幸野楳嶺、異色な画風の島成園や北の恒富、岡本神草らによる多彩な作品群は、まさに百花繚乱とうたわれるべき魅力に満ちています。特別出品作5点を含め、選りすぐりの約90点による、華麗で優美な美人画の世界をどうぞご堪能ください。
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学芸員によるギャラリートーク
日時:4月29日(土・祝)、5月14日(日)14:00-/会場:ふくやま美術館1階 企画展示室 ※特別展観覧券が必要、先着順、事前応募不要 |