12月 PFFアワード・セレクション「the Memory Lane」「暮れる」
「the Memory Lane」
■審査員特別賞
■監督/宇治田 峻 25分・カラー
コロナ禍で人知れず閉鎖が決まった大学キャンパス。かつてそこを遊び場としたヤツらがいた。スケボーの車輪は移ろいゆく季節と、去りゆく時間を巻き込みながら回り続ける。これは彼らの「遊び」であり、消えゆく場所への「弔い」だ。
「暮れる」
■監督/竹田優哉 52分・カラー
中川悠二、22歳、ニート。祖母と愛犬との静かな暮らし。月に一度襲われる原因不明の腹痛。将来への漠とした不安。それでも日は暮れて夜が明ける。結果を追い求めず目的を手放したときに気づく。世界はこんなにも豊かなのだと。 |