 フランス映画特集 黄金期の作品たち「夜と霧 NUIT ET BROUILLARD」「ヒロシマモナムール（二十四時間の情事） HIROSHIMA, MON AMOUR」
「夜と霧 NUIT ET BROUILLARD」
■監督／アラン・レネ
■1955年 フランス 32分 パートカラー
■ナレーター／ミシェル・ブーケ
第二次大戦中にナチスドイツがアウシュビッツ強制収容所で行ったユダヤ人の大量虐殺を題材にしたドキュメンタリー映画。ニュースフィルムや写真に収められた生々しいモノクロ映像と撮影当時の廃墟と化した収容所跡のカラー映像の対比が斬新な表現として、世界的に注目を浴びた作品。
「ヒロシマモナムール（二十四時間の情事） HIROSHIMA, MON AMOUR」■監督／アラン・レネ
■1959年 フランス＝日本 91分 白黒
■出演／エマニュエル・リヴァ、岡田英次
独軍占領下のフランスの田舎で、敵兵と密通して断罪された過去を持つ女優が、ロケのために広島を訪れ、日本人の建築家と一日限りの情事に耽ける。そして知る、広島の悲劇。原水禁運動を背景に、二人の孤独な会話。焦土から奇跡の復興を遂げたその町は、しかし死の影を決して忘れることはない…。アラン・レネ初の長編作品。
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