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レコードコンサート 『師匠とその弟子』のある姿
 

伝統あるクラシック音楽界では、各分野(作曲家、演奏家等)における師弟関係が重要な視点をもって論じられることがあります。W・A・モーツァルトは、父親をはじめ、J・S・バッハの息子達やボヘミア出身のシュターミツ,ミスリヴェチェクらがその師としてあげられ、ロココ芸術の完成度を高くしました。日本でピアノを学ぶ人達は、必ずチェルニーの作品を学び、技術を磨いていきますが、チェルニーはベートーヴェンの弟子で、古典音楽を確実に演奏する技をその練習曲の中に整えました。技はその作品のニーズにこたえて進歩していきます。
高弟はその師を有名にすると言われますが、私自身、ヴァイオリンを学び、そして、教えていく過程で師弟関係の存在を問いながら、一昨年、弟子達と海外公演をしてきました。そんな映像を見聴きながら、師とは、あるいは弟子とは、を考えてみましょう。
【鑑賞曲】
◇モーツァルトやミスリヴェチェクのヴァイオリン協奏曲
◇ベートーヴェンとチェルニーのピアノ曲
◇シェフチークのチェコ舞曲   など
【選曲&解説】中畝 みのり(ヴァイオリニスト・広島修道大学非常勤講師)

開催期間 2012/ 1/14(土) 〜 2012/ 1/14(土)
時間 15:00〜17:00
開催場所 広島市映像文化ライブラリー
開催場所 住所 広島市中区
基町3−1
交通手段 バス「紙屋町(バスセンター)」、市内電車「紙屋町西」、アストラムライン「県庁前」下車、広島城方面へ徒歩 5分。
入場方法・料金 無料
問い合わせ先 映像文化ライブラリー
082-223-3525
ジャンル 音楽