レコードコンサート 蓄音機とSPレコード シリーズ58 日本の軽音楽シリーズNo.6
大正末から昭和のはじめにかけて、日本には外国のさまざまな音楽が入ってきました。日本語の歌詞がつけられたジャズやシャンソン、タンゴは、折からのダンスホール・ブームやラジオの普及とあいまって、戦前の日本に広まっていきました。
今回は、ジャズ・ソング歌手の草分けとも言える二村定一や和製ポップスの基礎を築いた中野忠晴、日系三世でアクロバティックなダンスでも聴衆を魅了した川畑文子など、日本の歌手たちの唄声を中心にご紹介します。当時の日本のモダンな気風を映し出す名曲の数々を、SPレコードと蓄音機の音色でお楽しみください。 |