広島ガンバ・コンソート10周年記念演奏会「ヴィオラ・ダ・ガンバの魅力」
ヴィオラ・ダ・ガンバとは脚にはさんで弾く弦楽器の総称です。(ヴィオラ=弓奏弦楽器、ガンバ=脚という意味) 縦に構えて演奏する姿は、チェロに似ていますがチェロは腕(=ブラッチョ)に構えるヴァイオリン族(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)の低音楽器であり、弦の数や調弦、弓の持ち方などが異なる別の楽器です。
コンソート(同族楽器のアンサンブル)では、高音のトレブル、中音域のテノール、低音のバスの3種類の楽器を使用し、ずらりと並んで演奏します。今回の演奏会ではさらに、チェンバロやオルガン伴奏付きのソロ曲から、トレブルとテノールの二重奏、バスの三重奏など、様々な組み合わせによるガンバの魅力をお楽しみいただけたらと思います。
【演奏】広島ガンバ・コンソート
【プログラム】
●G. パレストリーナ 「かの人の口で私に口づけせしめよ」「ひと包みのミルラのように」
●T. ルポ / 3本のバスのためのファンタジア
●J. ジェンキンズ / ファンタジア、パバーヌ ほか |