第15回平和美術展 若山裕昭銅板レリーフ展−ヒロシマの妖精−
はつかいち美術ギャラリーでは開館以来毎年8月を中心に、美術作品を通して平和について考える「平和美術展」を開催して参りました。
第15回目となる本展では、広島市立大学教授の金工作家・若山裕昭の作品をご紹介します。
若山は、広島で生まれ育ち、東京藝術大学卒業後は、日展・日本現代工芸会を中心に銅板レリーフの作品を発表してきました。
その作品の中でも、「ヒロシマ」をテーマにした一連のシリーズでは、ヒロシマの惨禍や廃墟から立ち上がる人間の力強さや希望を一貫して表現しています。
またヒロシマをテーマとしたモニュメントの制作も数多く手がけています。
これらの作品をご覧いただき、平和の大切さについてあらためて考える機会としていただければ幸いです。 |