 船田玉樹展 前期展「船田玉樹の輪郭」
本年、生誕100年を迎える日本画家・船田玉樹。呉市広に生まれた彼はやがて画家を志し上京、速水御舟、小林古径の教えを受け日本画家としての道を歩みはじめます。戦前は歴程美術協会などを舞台に前衛芸術の活動にも関わり、独自の表現を模索しました。戦後は故郷、広島にアトリエを構え中央画壇とは距離をとりながらひたむきに自身の画境を究めてゆきました。近年その孤高の画業はますます注目を集めており、本年は大規模な回顧展も開催され、より一層の関心を集めています。この度、広島県立美術館との共催で同館の所蔵作品も加えて船田玉樹の多彩な画業の魅力に迫る展覧会を開催します。時代と向き合いながらもひたむきに日本画の伝統を昇華させた、孤高の画家の創作をご堪能ください。 |
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