劇団文化座公演 ワン・サウザンド・クレインズ−千羽鶴−
核兵器のない世界―子どもたちの願い、世界の人々の願いがつながっていくように・・・・
数々の美しい歌にのせて、さわやかな感動をお届けします。
この作品はカナダで生まれ、いくつかの国で上演されてきました。日本では文化座が1985−89年にかけて上演。
文化座は戦争を自ら体験した数少ない劇団として、戦争と日本人にこだわり続けてきました。現在の世界状況に対して、また若い世代への継承を目財して、今回新たなスタッフ、キャストで再びこの作品に挑んでいます。
広島で2才の時に被爆、10年後に原爆症を発症し、12才の若さで亡くなった佐々木禎子さん。
病気と闘いながら快癒を願い千羽鶴を折り続けた彼女は、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなり、今や平和祈念の象徴として世界中に知られる存在となっています。
しかし、今。世界から戦争やその種子の絶えることはありません。そしてあの悪魔の核兵器もその存在を依然誇示し続けています。
核兵器や戦争のない世界―子どもたちの願い、世界の人々の願いがつながっていくように・・・・ |