特別展 神坂雪佳−つながる琳派スピリット
「琳派」は、江戸時代初期の本阿弥光悦、俵屋宗達に始まり、江戸中期の尾形光琳とその弟乾山、さらに江戸後期の酒井抱一、鈴木其一らにより受け継がれてきました。明治から昭和にかけて京都で活躍し、「光琳の再来」とも称された神坂雪桂(1866-1942)は、琳派に傾倒し、身の回りを美しく飾る意匠(デザイン)を生み出した図案家・画家です。本展は、装飾性豊かな琳派の美の系譜をたどりながら、約80件の作品によりマルチアーティスト・雪桂の多彩な活動を紹介します。
【関連イベント】
●記念講演会「神坂雪佳の魅力と琳派」
1月25日(土)14:00-15:30
講師:福井麻純(細見美術館主任学芸員)
聴講無料/定員100名(当日先着順)
●学芸員によるギャラリートーク「神坂雪佳」
作品の見どころについて、担当学芸員がわかりやすく解説
1月26日(日)14:00-15:00 ※特別展観覧券が必要 |