所蔵品展3 洋画をたのしむ
「洋画」とは油彩画を中心とした西洋伝来の絵画とされ、日本では明治以降に普及しました。洋画には遠近法や陰影を用いた立体感のある描写などが見られ、印象派や抽象画、リアリズムなど新鮮な様式として日本に受け入れられ、さまざまな実験や模索が繰り返されながら日本の伝統的な美意識ととけ合い、成長を遂げてきました。
本展では黒田清輝や岡田三郎助など日本近代洋画の巨匠たちの作品や、1912年に発足した光風会広島支部設立に尽力した作家たちの作品など幅広くご紹介します。また今年没後50年を迎えた洋画家、香月泰男の1950年代から1970年代制作の油彩画や水彩、素描作品11点を展示します。
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建物や動植物のイラストのシルエットを切り抜いてオリジナルのしおりを作ってみませんか。
日時:11/2(土)、3(日)、12/7(土)、8(日) 10:00-15:00(30分程度)
定員:各回4名(要入館料、参加費無料、事前予約不要)
対象:5歳以上(小学生以下は保護者同伴) |