郷土作家シリーズ15 楠孝文 回顧展
父、孝文が亡くなって12年の歳月が流れました。
改めて振り返りますと、父は私が物心ついたころから、いつも絵筆を握ってキャンパスに向かっていたような記憶しかありませんでした。
それが父の日常であり当たり前の姿と思っていましたから、「画家」とか「作家」として特別に意識したことはありません。
美術館あーとあい・きさ様では父が存命中の2005年夏に個展を催させていただいておりますが、この度、再びこのような機会をいただきまして心から感謝申し上げます。
今回は、父が晩年に描いた未発表の宗教画も含め50点余りの出展となります。
昔から父の作品をよくご存じの方にも、初めてごらんになる方にも、その画業の移り変わりをご高覧頂くとともに、「くすのき たかふみの世界」を感じていただければ幸甚に存じます。
楠哲治 |