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軍艦島と雜賀雄二　「死を生きる島」を撮り続けた写真家
　

長崎市野母崎沖に位置する端島は、その特異な姿から「軍艦島」の通称でよく知られています。
このたびは、この軍艦島をテーマに写真を撮り続けた雜賀雄二（1951-）による「1974軍艦島」「軍艦島－棄てられた島の風景」「月の道－Borderland」「GROUND」の4つのシリーズから約120点を展示いたします。少年時代に手にした百科事典をきっかけに強く惹かれていた軍艦島が閉山することを知った雜賀は、1974年1月に初めて島へ上陸し、無人となるまでの日々を3か月に渡って追いました。その後も繰り返し島に泊まり込み、廃墟となった建物や取り残された住民たちの生活用品、あるいは月明かりに照らされた岸壁、島の地面などに目を向けました。
近年の世界文化遺産登録で廃墟の島として注目を集める軍艦島。異端視されながら「死を生きる島」を撮り続け、「廃墟ブームの先駆者」と呼ばれるようになった雜賀の軌跡を紹介します。

【関連イベント】
担当学芸員によるギャラリートーク
日時：4月23日（水）10：00-／5月3日（土）、6月7日（土）11：00-
参加費：無料（入館当日のチケットが必要）

開催期間	2025/ 4/23（水）～ 2025/ 6/15（日）
時間	10：00-17：00（入館は16：30まで）休館日：火曜日（ただし、4月29日、5月6日は開館し、4月30日（水）、5月7日（水）は休館）
開催場所	呉市立美術館
開催場所　住所	呉市幸町入船山公園内
交通手段	ＪＲ呉駅から徒歩で約10分バス：呉駅前のバス停③から乗車メガネ橋下車
入場方法・料金	一般700円（600円）、大学生500円、高校生以下無料 ※（　）内は20人以上の団体料金およびシニア料金。シニア料金は70歳以上の方（要証明） ※高大生は学生証をご持参ください ※障がい者手帳等をお持ちの方は無料（要証明）
問い合わせ先	呉市立美術館０８２３－２５－２００７
ジャンル	美術

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