光原百合の世界
広島県尾道市出身の光原百合は、『詩とメルヘン』(サンリオ、やなせたかし編集)に投稿していた作品を見出されて、詩集『道』(1989年)、『風の交響楽』(1996年)などを出版、1998年に『時計を忘れて森へ行こう』で推理小説家として本格デビュー、2002年には「十八の夏」で第55回推理作家協会賞(短編部門)を受賞、2011年には『扉守 潮ノ道の旅人』が第1回広島本大賞を受賞しました。郷里の尾道市立大学で教鞭をとりながら、ミステリー、詩集、絵本、童話と幅広い文学活動を展開しましたが、2022年8月、58歳で病により亡くなりました。作者のやさしいまなざしを感じることができる光原百合の作品世界を紹介します。
【関連行事】 ※いずれも観覧券が必要
◆朗読会
11/2「光原百合の『黄昏飛行』を読む」
◆講演会1
11/16「光原百合との出会いから『十八の夏』『星月夜の夢がたり』の挿絵」
◆講演会2
12/21「『尾道草紙』と『扉守』に見る光原百合の教育と尾道」
◆ギャラリーコンサート
12/18 出演:山下雅也(サクソフォン)、富永やよい(ピアノ) |