ヤゲオ財団は、台湾の電子部品メーカーのCEOであるピエール・チェン氏の選定による世界トップクラスといわれる現代美術コレクションを所蔵しています。チェン氏は学生時代から、プログラミングのアルバイトをして貯めたお金で作品を買うほどのアートファンで、その情熱からわずか一代で壮大なコレクションを築き上げたコレクターです。本展ではそのヤゲオ財団が所蔵する作品の中から厳選した現代美術作品約75点を皆さまにご紹介いたします。
展覧会の見どころは、まず現代美術の傑作が集合すること。フランシス・ベーコン、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒターや杉本博司など、現代美術の中心的存在ともいえるアーティストの傑作=「現代美術のハードコア(中核)」が一堂に会する貴重な機会です。
また、展示される作品は市場価格的な意味で「世界の宝」であると同時に、美術史的な面でも高く評価される価値ある作品です。かけがえのない光を放つ「世界の宝」を会場で味わっていただけます。
そして豊かで幅広いバラエティの作品を楽しめるのも本展覧会の魅力の一つ。展示室では中国をはじめアジアから欧米まで東西の現代美術作品が並び、めくるめく作品との出会いによる、飽きることのない時間をお約束します。
会期中には多彩な関連プログラムを開催するほか、鑑賞の手引き「ガイド・ブック」を無料配布(なくなり次第終了します)するなど、様々な角度で展覧会をお楽しみいただけます。
ぜひご来場ください。
【現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより】
会場:広島市現代美術館(広島市南区比治山公園1-1)
会期:2014年12月20日(土)〜2015年3月8日(日)
開館時間:10:00〜17:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(1月12日は除く)、12月27日〜1月1日、1月13日
観覧料:一般1,030(820)円、大学生720(620)円、高校生・65歳以上510(410)円、中学生以下無料
※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金
展覧会特設サイトはこちら→現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより |
マーク・クイン《ミニチュアのヴィーナス》2008年 (C) Mark Quinn
杉本博司《ティレニア海、コンカ》1994年 (C) Hiroshi Sugimoto/ Courtesy of Gallery Koyanagi
サンユウ(常玉)《裸体》1929年
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