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みよし風土記の丘ミュージアム 新春の展示会
『広島の災害と防災』
はじめに
広島県は、普段は温暖でおだやかな気候に恵まれていますが、大雨・台風・地震・大雪などにより何度も大きな被害を受けています。
この展示では、過去に県内で発生した様々な災害と、災害から命や財産を守ろうとした先人の取組の歴史を、古文書・古図面・石碑の碑文などの記録や言い伝え・ことわざなどを通じて紹介します。
祖先から伝えられた防災の知恵を受け継ぎ、改めて、私たちの暮らしを守る方法を考えてみましょう。
展示内容
展示会では、はじめに、災害の種類とその原因を紹介。次に広島県の気候・地質などの風土と、それに伴う本県の災害の特性について説明しています。
それらを踏まえ、第1章では、過去に本県で発生した主な災害を、聖徳太子の時代から現代まで年代順に記載した年表や、個々の災害を記録した古文書・絵図・石碑などを展示し、人々が災害とどのように向き合ってきたかを紹介しています。
さらに第2章では、地域の歴史を伝える文化財を災害から守る取組として、これまで台風や土石流など数多くの災害に遭遇してきた世界遺産厳島神社における復興対策や、被災した古文書などの文化財を災害現場から救出し修復する文化財レスキューの活動を紹介しています。
最後に、第3章では、今後30年以内に70%の確率で起こるといわれている南海トラフ地震をはじめ各種の災害から身を守るための方法の一端として、県内のハザードマップの紹介や、いざという時のための備蓄品・非常持出品の展示を行っています。
新春の展示会『広島の災害と防災』
【会期】1月16日(金)〜3月22日(日)
【会場】みよし風土記の丘ミュージアム(三次市小田幸町122)
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休館日】月曜日
【料金】一般200円 大学生150円 小・中・高校生無料
関連行事
■文化財スペシャル講座
演題:「東日本大震災における埋蔵文化財保護の取組について」
日時:3月14日(土)14:00〜16:00
講師:河村靖宏氏(広島県教育委員会 主任文化財保護主事)
参加費:無料(展示会観覧の場合は入館料が必要)
■ワークショップ「消防車がやってくる!!−防災体験大集合−」
日時:3月8日(日)10:00〜15:00
内容:消防車見学、煙の中の避難体験、非常食の試食など非常時に役立つ防災体験がもりだくさん
参加費:館内での体験には、常設展の入館料が必要
■展示解説会
日時:3月1日(日)14:00〜
【問い合わせ先】
みよし風土記の丘ミュージアム 0824-66-2881 |
広島県防災キャラクター「タスケ三兄弟」
「水害碑」安芸郡坂町 明治40年(1907)年に起きた水害の記録と死亡者への慰霊、多くの救援に対する感謝などが刻まれています
展示会チラシ
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