「海洋堂フィギュア展−たのしい“おまけ“の世界−」
掲載日:2015年7月1日
はじめに
フィギュア(figure)とは、人間や動物などに似せて造られた人形の事を言いますが、広くミニチュア模型を指すようになってきました。古代以前から四大文明を始め、あらゆる文明においてミニチュアをつくる文化が存在しました。現代の私たちも、ぬいぐるみを飾り、人形遊びをし、またミニカーやプラモデルを走らせたり制作したりします。
フィギュアは、海洋堂が制作した食品玩具(おまけ)が引き金となって2000年頃から食玩ブームが起こり、リアルに再現したミニチュアが子どもだけでなく大人の支持をも集めました。リアルさを追求したフィギュアはおもちゃの枠を超え、遊び心あふれるアートになったのです。本展では、フィギュアを通して日本のサブカルチャーを紹介するとともに、フィギュアの描く多彩な世界の不思議な魅力に迫ります。
展示内容
展示は、海洋堂が制作した数々のフィギュアを使い、「海洋堂ヒストリー」「フィギュアができるまで」「松村しのぶ生物作品」の項目でご紹介します。また、フロア展示では「ケンシロウ」「ウルトラマン」「グレムリン」などのキャラクター、「ペット」「恐竜」「妖怪」などを配したジオラマを中心に、バーチャルな世界を表現した作品をご覧いただきます。
(みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)学芸課長 田邊英男)
「海洋堂フィギュア展−たのしい“おまけ“の世界−」子どもたちに贈る三次の夏休み 奥田元宋・小由女美術館 三次商工会議所ジョイント事業
【会期】7月1日(水)〜8月30日(日)
【会場】みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)(三次市小田幸町122)
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
*ナイトミュージアム開催/8月8日(土)9:00〜21:00(入館は20:30まで)
【休館日】毎週月曜日(7月20日・8月10日は開館)
【料金】一般500円(400円)、高・大学生380円(300円)、小・中学生250円(200円)
*( )内は20名以上の団体料金
【問い合わせ先】
みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)0824-66-2881
■関連行事はこちら→「海洋堂フィギュア展−たのしい“おまけ“の世界−」関連行事 |
「海洋堂フィギュア展」ポスター
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