江戸時代後期に尾道で女流画人として活躍した平田玉蘊の展示会を開催します。再評価の機運が高まる中、尾道市内に残された代表作はもとより、彼女の生涯や作品についての新発見・初公開の資料・作品も多数展示し、「新しい平田玉蘊像」に迫ります。
あわせて近世後期にたくましく生きた女性たち、近代の広島ゆかりの女性たちも紹介します。
写真は「唐美人図」で、平田玉蘊が「玉蘊」と名乗る以前の、現存する彼女のもっとも若い時期の作品の一つです。竹図を鑑賞する二人の若い女性が描かれていて、その姿は玉蘊本人と妹の玉葆（ぎょくほ）に重なります。細やかな筆使いが見どころです。
過去最大の規模となる平田玉蘊の展示会です。是非ご来館ください。
(ふくやま草戸千軒ミュージアム（広島県立歴史博物館）主任学芸員 尾崎光伸）
頼山陽を愛した女流画人 平田玉蘊（ぎょくおん）平成27年度秋の企画展「中国やまなみ街道」全線開通記念 輝く女性応援！平田玉蘊没後160年記念
【会期】平成27年10月9日（金）〜11月23日（月・祝）
�鬼� 10月9日（金）〜10月25日（日）
�挟� 10月27日（火）〜11月8日（日）
�郡� 11月10日（火）〜11月23日（月・祝）
【会場】ふくやま草戸千軒ミュージアム（広島県立歴史博物館）（福山市西町2-4-1）
【開館時間】9：00〜17：00（入館は16時30分まで。オープン初日は10時から開館）
【休館日】月曜日（10月12日・11月23日は開館）
【入館料】一般800円（640円），高・大学生600円（480円），小・中学生400円（320円）
※（ ）内は前売特別入館券及び20名以上の団体
【割引情報】※リピーター割引！
�鬼�または�挟�の入館券の半券を持参の場合，それより後の会期の入館料は半額に！
※文化の日（11月３日）は無料！
※ひろしま教育ウイーク期間中（11月1日〜7日）は高校生以下無料！！
※頼山陽史跡資料館特別展「風流才子の交わり〜頼山陽と田能村竹田を中心に〜」の入館券を持参の場合は団体料金
【問い合わせ先】ふくやま草戸千軒ミュージアム（広島県立歴史博物館）084-931-2513
■関連行事はこちら→頼山陽を愛した女流画人 平田玉蘊（ぎょくおん）関連行事 |
写真：平田玉蘊「唐美人図」（広島県立美術館蔵）
展示会チラシ
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