お二人目は、団体の部受賞のフルートオーケストラ、フルートコンコード広島(広島市)代表の大代啓二さんです。
◆広島文化賞の受賞 おめでとうございます。
ありがとうございます。今年の当団設立30年の節目を目前にしての嬉しい受賞でした。今後も演奏技術向上に努め、賞に恥じないように活動を続けていきたいと思っています。
◆フルートのオーケストラは全国的にも数少ないのだそうですね。
最近はだんだんとフルートオーケストラと呼ばれる団体が増えてきていますが、音楽大学卒業の資格を持つ人を対象としたオーディションによって団員を入団させるようなプロ集団はまだ少ないです。
◆定期演奏会やCDリリースのほかに学校音楽鑑賞教室なども開催しておられますが、子どもたちの反応は如何ですか?
学校音楽鑑賞教室などをもっとやりたいのですが、やはり交響楽団などに目を向けられてしまうので、一種目の楽器集団にとっては大変です。
でも、やれば子ども達は目にしたことのない低音のフルートに興味を持ちます。音が低くなればなるほど楽器が大きくなりますからね。
◆音楽の親善大使のような活動を目標としておられるそうですね。
これまで、中国、韓国、オーストラリア、ドイツ、スペインなどを訪問し、聴いてくださった方々に喜ばれ、「やわらかなサウンドですね」と言っていただきました。公演では、広島を印象付ける当団のオリジナル曲『おりづる』を演奏しています。
◆現在取り組んでおられることをお聞かせください。
平成29年度の定期演奏会を「広島文化賞受賞記念公演」として開催する準備をしています。まずはその成功を目指しています。
ありがとうございました。
「広島文化賞受賞記念公演」については、詳細が決まり次第、ひろしま文化振興財団からもお知らせしますので、楽しみにお待ちください!! |
代表 大代啓二さん
贈呈式で賞状を授与される大代さん
フルートコンコード広島の皆さん
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