日本のやきもの文化は、1万年を超える古い歴史をもっています。
今回の展示会は、幅広い時代の多彩なやきものを紹介しながら、その製作技術や用途、デザインの移り変わりをわかりやすくお伝えします。
縄文時代に誕生し人々の生活を豊かにした土器、古墳時代に朝鮮半島から伝わった須恵器、茶器や花器としても嗜好された瀬戸焼や姫谷焼などの陶器。また、古墳を飾った埴輪、飛鳥時代にお寺の建立とともに伝わった瓦、江戸時代から各地で作られ愛された土人形など、広島県内の発見品を中心としたやきものの鑑賞をとおして、その深い歴史と魅力を感じていただきます。
さあ、1万年の時を超えて、レッツトラベル!
(みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)館長 田邊英男)
みよし風土記の丘ミュージアム「やきものタイムトラベル!−縄文土器から現代アートまで−」平成31年度 春の展示会
【展示内容】
広島県立歴史民俗資料館が所蔵している考古資料を中心にして様々なやきものを一堂に展示し、やきものがどのように移り変わりながら今日に受け継がれてきたのかを、時代を追って分かりやすく紹介します。また、生活用具として誕生したやきものが、やがて人々の嗜好品として愛され、現在ではアートとして発展している姿もご紹介します。
【会期】平成31年4月19日(金)〜6月9日(日)
【会場】みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)(三次市小田幸町122)
【開館時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休館日】月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
【料金】一般200(160)円 大学生150(120)円 高校生まで無料
※( )は20名以上の団体料金
【問い合わせ先】みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)0824-66-2881
■関連行事はこちら→「やきものタイムトラベル!−縄文土器から現代アートまで−」関連行事 |
常滑焼(とこなめやき) 壺(鎌倉時代)
土師器 小型壺・器台(古墳時代)
春の展示会「やきものタイムトラベル!−縄文土器から現代アートまで−」ポスター
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