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入城400年記念 広島浅野家の至宝―よみがえる大名文化―

掲載日:2019年8月15日
浅野家による広島藩の治世は、初代藩主長晟の元和5(1619)年から十二代藩主長勲の明治4(1871)年まで、約250年にわたります。この間には広島42万石の大名家として、その由緒・格式を語るにふさわしい刀剣や武具、歴代の風流大名が愛蔵した多彩な茶道具、そして足利将軍家ゆかりの東山御物や山陽道ゆかりの雪舟作品など、東洋名画を中心とする大コレクションを築きました。
本展では、特に評価の高い伝来の絵画はもとより、刀剣や茶道具、能道具、婚礼調度に至るまで、浅野家ゆかりの名宝を一堂に展観し、広島で永らく見ることの叶わなかった大名文化の精華をご紹介します。

入城400年記念 広島浅野家の至宝 ―よみがえる大名文化―
会期:2019年9月10日(火)−10月20日(日)
広島浅野家の至宝展は9月17日、24日、30日、10月7日、15日にお休みします。
開館時間:9:00-17:00
会場:→広島県立美術館 3階企画展示室
※金曜日は20:00まで
※入場は閉館30分前まで
※9月10日は10:00開場
※9月24日、25日、30日、10月7日は所蔵作品展は閉室

【関連イベント】
■講演会 (共催:広島県立美術館友の会)
演題:「浅野家伝来の宋元絵画」
日時:9月22日(日)13:30-15:00[開場13:00]
講師:板倉聖哲(本展企画委員、東京大学東洋文化研究所教授)
場所:地階講堂(先着200名)
※事前申込不要 ※聴講無料

■美術講座
「広島浅野家の至宝ーよみがえる大名文化」
日時:10月6日(日)13:30-15:00[開場13:00]
講師:隅川明宏(当館学芸員)
場所:地階講堂(先着200名)
※事前申込不要 ※聴講無料

■学芸員によるギャラリートーク
日時:9月20日、10月4日(金)11:00-
9月13日、9月27日、10月11日(金)18:00-
※入館券をお求めの上、3階会場入口付近にお集まりください。

■ロビーコンサート
「寿ぎの能楽−祝いの謡と舞のひととき」
出演者:大島衣恵(喜多流能楽師)
日時:10月13日(日)13:30-14:30
場所:1階ロビー
※事前申込不要 ※鑑賞無料

重要文化財 雪舟等楊筆《倣李唐牧牛図(牧童)》室町時代 山口県立美術館(展示予定 9/10〜29)


重要文化財《桜螺鈿鞍》 鎌倉時代(13世紀) 国(文化庁保管)(展示予定9/10〜29)


重要文化財《青花蓮池魚藻文壺》中国・元(14世紀)景徳鎮窯 大阪市立東洋陶磁美術館 写真:六田知弘