全国には、伝説や神話、歴史上の人物を劇化して演ずる神楽のほか、湯を用いて神事をとり行う湯立神楽や、祭等でよく見られる獅子舞、巫女や修験者の山伏などが行う神楽など様々な神楽があります。
広島県は、年間30本以上の共演(競演)大会が開かれるなど、全国的にみても「神楽」が盛んな地域です。県内には、豊かな自然環境やそこに暮らす人々によって連綿と受け継がれ育まれてきた様々な「神楽」があります。その「広島の神楽」について、演じ手から大会の主催者など神楽の魅力を存分に知る方々が集結して熱く語るシンポジウムが12月9日(日)に広島県民文化センターホール(広島市中区)で開催されます。
当日は、津浪神楽団(安芸太田町)、琴庄神楽団(北広島町)の上演に加えて、神楽の伝統を受け継ぐ子ども神楽団の山波子ども神楽団(尾道市)も登場します。
知られざる「広島の神楽」の魅力に出会える絶好の機会です。この機会をお見逃しなく!
シンポジウム神楽公演
「神楽による地域づくり・人づくり」
■日時:12月9日(日)13時から
■場所:広島県民文化センター(広島市中区大手町1-5-3)
※入場無料(定員530名 自由席)
≪申込方法≫
■往復はがきで、(1)郵便番号、(2)住所、(3)氏名をお知らせください。
※1枚で2名入場可能です。
■申込締切り:11月24日消印有効
※応募者多数の場合は抽選となります。
■申込先・問合せ先
けんみん文化祭ひろしま実行委員会事務局
〒730-8511 広島県文化芸術課内
電話番号:082-222-3774
※郵便番号と課名で届きます。
≪タイムスケジュール≫
◎13:05〜 山波子ども神楽団「八岐大蛇」
◎13:30〜
基調講演〜「ひろしま神楽」の未来を考える〜
■講師:三村泰臣氏(広島工業大学教授)
◎14:05〜 津浪神楽団「塵倫」
◎14:45〜 休憩
◎15:00〜 パネルディスカッション
テーマ「神楽による地域づくり・人づくり」
■コーディネーター 三村泰臣氏(広島工業大学教授)
■パネラー
北広島町 琴庄神楽団 団長 崎内俊宏氏
安芸太田町 津浪神楽団 団長 末田健治氏
広島県神楽競演大会実行委員長 反田豊昭氏
尾道市 山波神楽団 尾道市文化財保護委員会委員長
寺岡昭治氏
安芸高田市 政策企画課 戸田邦昭氏
◎15:55〜 琴庄神楽団「滝夜叉姫」
◎16:30 終了 |
山波神楽団「八岐大蛇」
津浪神楽団「塵倫」
琴庄神楽団「滝夜叉姫」
|