蟲の会のご紹介 掲載日:2008年6月1日
この会は、1991年(平成3年)に発足し、今年で17年になります。会の名称は同じ年の9月に考えました。折しも、当時会合に使用させていただいていた喫茶店の、どこからもなくコオロギの鳴き声が聞こえていました。そこで、オーナーであり会員のOさんが、「『蟲の会』と言うのはどうだろう」と、発案されたのです。あちらからもこちらからも鳴き交わす虫の如くおしゃべりを交わす、と言う意味と、その時会員が丁度6人であった、と言うことを重ね合わせたものでした。
その名の通り、この会は読書を仲立ちにして自由勝手に思ったこと感じたことを言い合う会なのです。何を言っても良いし、また、言わなくても良いのです。
読むこと、話すこと、聞くことが相俟って少しでも心に残るものがあればよいと考えています。
会合は、月1回(原則として第4日曜日午後3時から)県民文化センター2階、『財団法人ひろしま文化振興財団』文化団体情報コーナーで行っています。(都合によってかわることもあります)
読む本は月毎に決めていますが、芥川賞・直木賞・中国短編集文学賞等の入選作品を扱っています。その他は、会員の希望により決定しています。
また、読書会の他に、年に1回程度、会誌(総合文芸誌)『シェニーユ』を発行しています。内容は小説、随筆、詩、俳句、短歌、評論等々です。(発行後は合評会を行っています。)
性格も年齢も職業もばらばらな人々の集まりで、だからこそ様々な考えが聞かれる、ユニークで楽しい会です。あなたも参加してみられませんか?
【問合わせ先】→蟲の会
蟲の会 |
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