私たち、井伏鱒二文学研究会は、井伏鱒二さんが亡くなられた平成5年の翌々年平成7年1月に発足しました。「井伏文学を備後の風土に根付かせ、創造性に富む文化確立」を目的とし、備後に生まれ育った井伏さんの足跡を辿り、その郷土に触れ親しむことを目指しています。
具体的な活動としては、文学ツアー・文化講座・会報発行・会誌発行などがあります。
【文学ツアー】
年1回、井伏作品に出てくる数多い郷土を中心とした小説に関わる地域を巡っています。例えば神石郡神石高原町は『黒い雨』、『小畠代官所』などがあり、福山市加茂町では、『遥拝隊長』、『集金旅行』、『白毛』などがあります。現地を訪れ、作品を深く味わうことを目的にしています。
それ以外に、三次市布野町や福山市神辺町、新市町、鞆町、上下町、山野町、尾道市や因島,愛媛県大三島など数え切れないほどです。
【文化講座】
年2回、井伏作品に纏わる講演を中心に行っています。
【会報発行】
年3〜4回、会員向けに活動報告をしています。
【会誌発行】
年1回、12月1日に発行しています。
過去に『尊魚』という名前で12回発行し、数年間おいて『井伏文学会誌』を昨年末までに5回発行しました。会員を中心に、井伏作品に関する随筆、絵、書、俳句、短歌など自由に発表する場として、200部発行しています。
【会員募集】
備後福山が好きな人、福山の空気が気に入った人、歓迎します。
事務局:佐長 宗明 (TEL:084−976−1725)
入会されましたら、昨年発行の井伏文学会誌第5号・1冊を贈呈致します。
平成29年の会員数は22名です。
(文責 副代表:小林たつお) |
平成28年度文学ツアー
平成29年度文学ツアー
平成29年度文化講座
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