豊栄郷土カルタをつくろう会(東広島市)は、子どもや地域住民が地域に関心を持ち、学びを通して地域の一員として地域活動・地域づくりへの社会参画促進につながるよう郷土カルタ作りを通して地域活性化の一助とすることを目的に活動しています。また、地域学校協働活動の一環として、子どもの成長を軸に、地域と学校が相互にパートナーシップとして連携・協働を行う活動として位置づけています。
活動が本格化したのは2年目からで、地域にある様々な地域資源を知ってもらうため地元の小学生を対象に豊栄町内6地域を巡る探検ツアーを開催しています。また、小学校でカルタに掲載する五七五を考えてもらったり、放課後の時間を利用して子どもたちにカルタ絵札の原画制作に取り組んでもらったりしました。未完成のカルタ絵札については、中学生にも原画制作に協力してもらえることとなっており、学校との連携の輪が広がってきています。
この活動は、3年計画で行われており今年で3年目です。今年度で、豊栄郷土カルタは完成する予定となっています。完成したカルタは、保育所・学校・地域センター・社会福祉施設等に寄贈し活用してもらうことで、町内外の多くの人に「豊栄町」を知ってもらうきっかけになればと思います。今回の取り組みを通して、地元の子どもたちが描いた原画や五七五をカルタにすることにより豊栄町の「今」を未来へ残していきたいと思っています。
【お問い合わせ】
豊栄郷土カルタをつくろう会
TEL:082−432−2024(乃美地域センター) |
小学生カルタ絵札制作の様子
地域探検ツアーの様子
カルタ絵札の完成イメージ
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