広島県立美術館友の会は、美術鑑賞・学習を通じて、芸術一般についての教養を豊かにするとともに、会員相互の親睦を深めることを目的として1997年に組織されました。現在、会員は約1,000人を数え、会員有志が、その運営に当たっています。今回は、友の会の活動を支える「ボランティア」について、ご紹介します。
ボランティアは友の会を運営し、また広島県立美術館の事業へ支援・協力を行っています。友の会発足と同時に始められたもので、毎年90人ほどの会員がボランティア登録をして活動しています。
これは、美術館が募集し、その組織下で運営されている他の美術館ボランティアとは異なるもので、公的な制限も少なく、自由な活動ができる、日本では稀な友の会と自負しています。
活動は、その内容により、次の6つのグループに分かれており、毎年4月に行う説明会の席で、友の会入会時の希望に基づき、各グループへ登録していただいています。(複数グループへの登録も可。)
◆総務グループ・・庶務、経理など
◆サポートグループ・・発送作業を中心に
◆編集グループ・・会報「色絵馬」を年4回発行
◆企画グループ・・旅行、講演会の企画、実施
◆ギャラリーガイド・グループ・・2階所蔵作品展の作品解説
◆資料整理グループ・・美術館の書庫の整理
2006年に、美術館への貢献が認められ、広島県教育委員会より「広島県教育奨励賞」をいただきました。
活動にご興味のある方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
広島県立美術館友の会
※火曜日・木曜日の午後2時〜5時に開いています。
【所在地】
〒730-0014 広島市中区上幟町2−22
広島県立美術館内
【電話】082-221-6246
【Fax】082-223-1444
【会費】
●個人会員 3,000円
●家族会員 2,500円 (二人以上)
●学生会員 2,000円
●賛助会員(1口) 30,000円
●特別賛助会員(1口) 100,000円
※10月以降の入会は会費が半額となります。
→広島県立美術館友の会ホームページ |
友の会会報「色絵馬」第48号 (2009年7月発行)
第60回美術鑑賞旅行 奥田元宋・小由女美術館にて、鑑賞の前に学芸員よりレクチャー(2009年4月28日)
10周年記念事業として濱田庄司の大鉢を美術館に寄贈した時の贈呈式(2006年9月20日)
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