「ほしはら山のがっこう」は、三次市の小さな山里にある、旧上田小学校の木造校舎施設を拠点に活動している小さな団体です。ふるさと自然体験塾(年間通して開催)やイナカ文化の掘り起こし、地域づくりワークショップなどを行っています。
『一〇〇年後の子どもたちにつなぎたい地域づくり』が私たちのテーマです。そして、自然体験やこれからのイナカというチャンネルを通してつながる「出会い」や「学び」が活動の何よりもの楽しみです。
ふるさと自然体験塾は『おいしい楽校』、『森づくりカフェ』の二本立てで行っていて、主に親子が参加します。『おいしい楽校』では、年間を通してお米と蕎麦を作っています。収穫したお米と蕎麦で、十二月に自給的パーティーをするのがお楽しみ。『森づくりカフェ』では、荒れた里山をもう一度元の姿にしていく作業を三歳くらいの子どもたちもノコギリを手に行っています。毎回最後に焚き火でおやつを作るのがお楽しみ!(どちらも食いしん坊なプログラムですね。)
田畑や森でのオシゴトをしながら季節を感じ、集落の人々や自然の生きものと出会う中で、「豊かに暮らすってなんだろう?」と考えるきっかけになったらいいなあと思っています。
地域づくりやイナカ文化保存の活動では、今までに例えば、民話「えよう物語」の再話による絵本作りや、上田伝承神楽の体験と発表などを行ってきました。昨年は大阪の大学生と『ぼくらのいなか旅』プロジェクトを行い、「都市の若者から見たいなか」を地域住民に伝えたり「いなか旅のプランニング」を提案したりする企画を行いました。
さて!今年は、
◆三若(みわか)神楽の再生プロジェクト
◆大正時代の古民家再生ワークショップ
◆エノキの大木を守るワークショップ
を行います。三つとも、この数年のうちに、もしかすると今年行わなければ消えてしまいそうな、けれども未来につなぎたい愛おしい文化です。
古民家と大木を守るワークショップは掃除や力仕事、里山の作業など人手が必要です。そこで七月に、まず古民家や大木エノキを脅かしている竹を一斉に伐採する参加型の作業を行うことになり、参加してくださるボランティアを募集しています!興味のある方はぜひご連絡ください。また、八月以降の活動については、ブログなどで案内していきます。
七夕の竹取合戦!(ワークボランティア募集)
日時/七月七・八日(土・日)九時〜一六時
内容/古民家と大木に迫ってきている竹藪を伐採しながら竹炭作り(雨天決行)
参加費/五〇〇円(保険料込)
持ち物/弁当・水筒・作業に適した服装・竹用鋸・ヘルメット(あれば)・軍手・雨天時は雨合羽など
お申込み・お問合せ/NPO法人ほしはら山のがっこう メールアドレスhoshihara@twoone.net
※詳細は、お申し込み時にご案内します。
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ほしはら山のがっこう
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