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石原バレエアカデミー

掲載日:2012年7月8日
 1979年(昭和54年)、小さなバレエ教室が呉の街に誕生しました。4年後には呉市民会館で「バレエコンサート」と創作バレエ「ピーターと狼」を上演する第一回発表会を開催し、35名の出演者と関係者は感激の涙に浸った事を思い起こします。その後は二年毎に発表会を開いて研鑽の糧として来ましたが、1989年(平成元年)に呉市の新たな文化の殿堂として文化ホールが完成した事を契機に、発表会とは別に呉市春の文化祭として毎年、呉ジョイントバレエコンサートを開催することとなり、今年で17回目を迎えるまでになりました。

 呉市文化ホールをホームグラウンドとする恵まれた環境の中で、10年前には呉市制百周年を迎え、クラシックバレエとモダンダンスの融合を目指した記念公演を開催し、その時の名称を「ダンスソネット‘02」としました。ソネットとは「詩」と言う意味ですが、以来、古典バレエやモダンダンス、コンテンポラリーダンスなど表現の豊かさや広がりを持たせた舞台となるよう努力を重ねています。この間、研究生達はドイツ、アメリカ、イギリス、オランダ、ハンガリー、フランス、イタリアなど様々なバレエ学校に入学し、プロのダンサーとして活動する研究生も育つなど、今では国際色も豊かなバレエスタジオとなりました。

 来る7月29日(日)、呉市文化ホールにて「ダンスソネット‘12」として第15回リサイタルを開催致しますが、多彩な表現力を目指す石原バレエアカデミーの特色や魅力をお伝えできるよう、時間を惜しむようにして創作活動に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

【演目紹介】
<第一部> 小品集
 ・「天体の音楽」(創作バレエ)
   ※けんみん文化祭ひろしま'11洋舞F最優秀作品
 ・「ヘビーマジェンタ」(コンテンポラリーダンス)
 ・ドン・キホーテよりグランパ・ド・ドゥ(クラシックバレエ)
 ・「グランドタランテラ」(民族舞踊)  等
<第二部>
 ・「祈り」(モダンダンス、平和へのメッセージを広島
  から発信する行廣興三郎の代表作)
 ・「ピーターと狼」(子供のための創作バレエ)
<第三部> 「火の鳥」(創作バレエ)
<第四部> 「呉市制百十周年おめでとう」(フィナーレ)

【今後の活動予定】
・10月14日(日) 音戸文化祭プチバレエコンサート(音戸市民センター)
・11月25日(日) けんみん文化祭ひろしま'12洋舞F福山大会(リーデンローズ)
・12月2日(日) 清盛太鼓二十周年記念公演賛助出演(音戸市民センター)
・2013年5月、第18回呉ジョイントバレエコンサート(呉市文化ホール)

■石原バレエアカデミーの詳細はこちらhttp://homepage3.nifty.com/ishihara_ballet/







ダンスソネット‘10(第14回リサイタル)より・・・衣装、頭飾りは全て研究生、保護者、スタジオ衣装部による手作りです