■会の設立
東広島郷土史研究会は、昭和49年(1974)7月25日に発足しました。今年でちょうど40年の節目を迎えます。
発足した昭和49年(1974)4月は西条町、八本松町、高屋町、志和町の旧賀茂郡4町が合併して東広島市が誕生した年でもあります。この合併を契機に、旧4町にあった郷土史研究会のメンバーや町村史などの編纂に携わられた方々など55名が一堂に会し、東広島郷土史研究会が結成されました。
■会の活動
本会の活動は、ひろく市民の方々に郷土の歴史を知っていただくための対外活動と会員同士が郷土史を学習・研究し合うための内部活動という二つの大きな活動に分けられます。
対外活動については、「東広島の史跡・文化財を見て歩く会」「郷土史展」「東広島市生涯学習フェステイバル出展」が三大活動です。
内部活動については、「例会」「新春登山・新年互礼会」「臨地研修」「研究グループ活動」「機関誌:ひがしひろしま郷土史研究会ニュースの発行」などがあります。
本会結成以来、約260名の先輩たちにこの二つの活動が営々と引き継がれ今日に至っています。現在の会員数は
141名です。
対外活動としての「東広島の史跡・文化財を見て歩く会」は今年で30回を数え、市民の定例文化行事として定着してきたといえるでしょう。
また、「郷土史展」は37回を数え、その成果は高く評価されております。
内部活動のひとつである機関誌『ひがしひろしま郷土史研究会ニュース』は結成以来毎月欠けることなく発行され続け、現在473号を数えています。これは県下に例を見ない機関誌に発展したと自負しております。毎月1度の例会も欠かさず開催され、会員の研究成果の発表の場として、また会員同士が切磋琢磨する情報交換の場として活用されています。
臨地研修は、最近では臨地研修実行委員会を組織して、その綿密な企画のもと、春は日帰り秋は1泊2日の日程で充実した研修内容が組まれ成果を上げてきております。グループ研究活動も「古文書研究会」が170回、「巨樹・植物研究会」が100回の例会を数え、ますます充実したものに成長しております。その他「石造物研究会」「四日市町並研究会」「山城探訪会」「原爆資料研究会」が活発に活動をしております。
【問い合わせ先】
東広島郷土史研究会
代表 天野 浩一郎
TEL:082−428−0983 |
第26回東広島の史跡・文化財を歩く会の実施状況(平成22年広島大学)
第36回 郷土史展の実施状況(平成25年東広島市民ギャラリー)
研究活動グループ「石造物研究会」の活動状況(平成22年7月)
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